肩こりの原因は?
国民病とも言われている肩こりですが、そのほとんどの原因はこっている肩にはありません。
姿勢、運動不足、ストレス、生活習慣など様々なことが複合的に絡み合って肩こりとなって現れています。
【肩甲骨の位置を調整する】
その中でも肩甲骨というのは1つのキーワードで、肩こりに大きな影響を与えます。
なぜかというと肩こりを感じている筋肉は肩甲骨についている筋肉であるからです。
肩甲骨は宙ぶらりんな状態で、筋肉に支えられていないと体から落ちてしまいます。
それを支えているのが筋肉なので筋肉に疲労が溜まったり、悪い影響が出ると肩こりとなります。
・生活習慣などで姿勢が崩れると肩甲骨の位置が悪くなる。
・運動不足になると肩甲骨を動かすことがなくなるので肩甲骨についている多く の筋肉が固まってしまう。
・ストレスを感じると僧帽筋という肩甲骨についている首、肩、背中と広い範囲 にある大きな筋肉が固くなってしまう。
などが筋肉に悪い影響を与えることとしてあげられます。
胸を開きやすくするのも肩甲骨を正しい位置に整える要素の1つになります。
そのためには肩や背中ばかりほぐしていてもよくなりません。
大胸筋や小胸筋という胸の筋肉や首の前側にある斜角筋や胸鎖乳突筋という筋肉も弛めていく必要があります。
また、胸椎の1~10番のズレを正しく整えることで歪みが整い、胸が開きやすくなります。
【股関節が肩こりの原因に?】
肩甲骨の位置がズレる理由として股関節の硬さなどもあげられます。
股関節は体の中で1番大きな関節で上半身と下半身を分ける関節でもあります。この関節が硬いと腰痛になりやすいとはよく言われていますが、姿勢が崩れやすくなるので肩こりにも大きく関係しています。
例えば、座っている姿勢というのは股関節を曲げた状態にあり、この状態で長時間いると腹筋や太ももの筋肉、さらには骨盤の中を通っている腸腰筋という筋肉が縮まり固まってしまいます。
固まった状態で立ってもしっかりと伸びきらない為立っているときの姿勢も猫背になりやすくなります。
肩こりとして症状が出ていますが、原因は様々なところにあるので肩のみならず全身にアプローチしていきます。
また、内臓の疲れからくる肩こりや腰痛もあるので生活習慣や食事生活についても伺い、内臓にもアプローチしていきます。
内臓は異常を感じると固く縮まる性質があるため、周りにある筋肉を引っ張ってしまい、それが肩こりや腰痛として現れることがあります。
これを内臓―体性反射といいます。
胃が痛むときに背筋を伸ばすと痛みが増すのはそのためです。
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