ほころび始めた梅のつぼみや太陽の日差しに、春の兆しを感じられるようになってきましたね。
寒い冬を越え、新たな年度に向けて色々と準備を始めている方も多いのではないでしょうか?!
忙しい日々の中でもストレスフリーな日常を過ごして頂きたく、今回はご相談の多い生理痛について書いてみます。
月経困難症【生理痛】について
婦人科系のお悩みで一番多いのが月経困難症【生理痛】。
症状の月経痛は広く腰痛や腹痛、吐き気、頭痛、いらいら、首肩の張りが強くなるなど様々な症状が含まれます。
生理痛の原因は様々ですが、鍼灸治療が有効なひとつに「機能性月経困難症」があります。月経時、子宮内膜で産生されるプロスタグランジンは子宮を収縮し月経血を外に排出する役割があります。「機能性月経困難症」の場合、プロスタグランジンが必要以上に産生されることで過度に子宮や血管を収縮させることで痛みを引き起こします。痛みの原因であるプロスタグランジンが増量する1つとしてストレスがあげられます。
ストレスが続くとホルモンや自律神経のバランスが崩れ、血行も悪くなります。鍼灸治療では自律神経のバランスを改善させる他、血流の改善を促し心身共にリラックスさせることが可能です。鍼灸治療で月経時の痛みやストレスを緩和し、ストレスフリーな月経期間を過ごしましょう。