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多汗症。自律神経の乱れを東洋医学でどう治すのか?

麻布十番、鍼灸整体院【和美躰】の白井です

今日は自律神経失調症の中でも悩んでいる方が多い、多汗症の治し方についてご紹介させていただきます。

自律神経の乱れを東洋医学でどう治すのか?

◎汗の仕組み

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汗は運動や体温上昇時に体を冷やすために出ます。体の温度を感知するセンサーは皮膚にあり、熱を検知すると、脳の視床下部へと情報が伝わります。

視床下部からの指令で、交感神経を通じて汗腺が刺激されて、発汗が起こるという仕組みです。

疲労やストレスで自律神経が乱れますと、異常に汗をかく事がありますが
精神的な緊張により交感神経が興奮がおさまらなくなるとその様な事が起こると考えられます。

◎東洋医学の汗の捉え方

汗は「心の液」と東洋医学で称されています。
汗は、私たちの体内にある津液という水分が、陽気の作用で蒸発した結果として表面に出てくるものです。

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異常な汗は、風邪や外感病、そして心や身体のバランスが乱れることで起こる内傷病が原因となることが多いのです。
ウイルス感染や細菌感染、暑さなどの外感病に関する部分はここでは触れませんが、内傷病とそれがもたらす汗について、詳しく解説いたします。

○自汗


自汗は、安静にしている状態での発汗を指します。通常の活動や、実際には何の活動もしていない時でも、汗が出てくることを特徴としています。

この現象は、体の基本的なエネルギーとしての「気」が不足し、気虚という状態になることに起因すると考えられています。

自汗は、精神的な疲れや呼吸の浅さ、体の冷えといった他の症状と一緒に現れることがよくあります。

○盗汗


盗汗は、夜寝ている時に出る汗、いわゆる寝汗を指します。

これは陰虚という状態、すなわち体内の液体や水分が足りないことで、体内に熱がこもる結果として現れます。

この状態は、手や足の熱感、不眠、顔のほてり、喉の乾燥などの症状とともに現れることが一般的です。

まとめ

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多汗症に頭を悩ませ、病院で受診されている方も多いかもしれません。

鍼灸治療では気虚症や陰虚症に対してツボを使って効果的な施術をする事ができます。

体の疲れをとり全身の気の巡りをよくすることで興奮した交感神経を鎮めより根本治療に近い形で症状を改善できる事もあるので、多汗症にお悩みの方は1度鍼灸治療を検討されてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは良い1日を。

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