こんにちは!
麻布十番の「和美躰」、青木です。
肩甲骨の間が張って深呼吸がうまくできない、という方は多いと思います。
大きく息を吸っても何か空気がたくさん入っていかない。
今回はそんな方への施術方法について述べていきたいと思います。
【来院者の運動不足が招いた結果?】
30代 女性
会社の社員にはリモートを推進しているが、自分は会社に行って仕事をしている。
会社にはあまり遅くまでいないよういしていて、帰ってからも仕事をしている。
コロナの影響が出る前は遅くまで会社に残って仕事をして、仕事がない日は会食がほとんど。
基本的には仕事後は家に帰って寝るだけ。
週末にリフレッシュのため友達と外でご飯を食べたりしているが、ここ2年ほど定期的に運動している、ということはしていない。
そのため、肩甲骨がガチガチに固まってしまっている。
【呼吸の問題を解決する2つの方法】
まず1つ目は肩甲骨間の背骨の歪みをとること、です。
第1胸椎から第7胸椎あたりからは肺に行く自律神経が出ています。
そこが歪んでしまっていると、肺に行くための神経の電気信号がうまく機能せず、肺がしっかりと働きにくくなります。
そのため、不快呼吸がしずらくなってしまうのです。
そこを整えるだけでもすぐに楽に呼吸が出来るようになった、と実感する方も多いです。
2つ目は肩甲骨の動きを良くして胸を開きやすくすることです。
肩甲骨の動きが硬いと肩甲骨が外に広がり、胸の筋肉がどんどんと硬くなります。
硬くなると猫背になってきます。
猫背になると肺がしっかりと広がらず、深呼吸してもうまく酸素が入ってきません。
なので肩甲骨をしっかりと動かして、胸の筋肉をほぐしていきます。
肩甲骨が内側へ行きやすくなってくると胸が広がりやすくなり、肺も広がります。
そうすると酸素が肺の隅々まで行きわたり、深い呼吸が出来るようになります。
【施術後について】
施術後は酸素がしっかりと吸える状態になりました。
この状態を少しでも長くキープしてもらえるよう、自宅で出来る運動方法をお伝えしました。
深呼吸がしにくい方はまず、肩甲骨をしっかりと動かして姿勢を正してみてください。
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