こんにちは!
麻布十番【和美躰】の青木です!
腰痛といえば、「背中」や「骨盤」に原因があると思っていませんか?
確かにそれも一理ありますが、実は多くの人が見落としている大事なポイントがあるのです。
それは、「お腹」=腹部の筋肉です。
「腰が痛いのに、なんでお腹?」と疑問に思うかもしれません。しかし、腹部の状態は腰痛と深く関係しているのです。この記事では、腰痛に悩む方に向けて、お腹をほぐすことで得られる効果や、具体的な方法について分かりやすく解説していきます。
腰痛とお腹の意外な関係とは?
まずは、なぜお腹をほぐすと腰痛が改善されるのか?その仕組みを理解することが重要です。
腹筋は「天然のコルセット」

引用:https://ameblo.jp/berrry0203/entry-12121883409.html
私たちの体幹は、腹筋群・背筋群・横隔膜・骨盤底筋によって支えられています。特に腹直筋や腹斜筋、腹横筋などの腹筋群は、腰を前側からサポートする重要な筋肉です。
これらがうまく機能していないと、腰椎や骨盤周囲に負担が集中し、腰痛を引き起こす原因となります。
つまり、腹部の筋肉が硬くなっていたり、使えていない状態では、腰へのダメージが大きくなるということです。
内臓のこわばりが筋肉を引っ張る
意外かもしれませんが、内臓の疲れや冷え、ストレスなどでお腹の内部が緊張していると、それに連動して腹部の筋肉も固くなる傾向があります。
この状態では、腹部と連動する腰部の筋肉も引っ張られてしまい、結果として慢性的な腰痛へとつながっていくのです。
こんな人は「お腹ほぐし」が効果的
それでは、どんな人が「お腹をほぐすべき」なのでしょうか?以下のようなタイプの方には特におすすめです。
1. デスクワーク中心で猫背になりやすい人
長時間座っていると、腹筋は常に縮こまった状態になります。結果的に腹筋が硬くなり、腰をうまく支えられなくなるため、腰痛リスクが高まります。
このタイプの人は、腹部をほぐして柔軟性を取り戻すだけでも、腰の負担がかなり軽減されます。
2. 下腹部がぽっこり出ている人
ぽっこりお腹は見た目だけでなく、機能的にも問題です。腹筋の機能低下が起きており、体幹のバランスが崩れています。これは腰椎に大きなストレスを与える状態です。
腹部の緊張をリリースすることで、体幹の安定性が戻り、腰痛の改善につながります。
3. ストレスを感じやすい人
実は、ストレスは自律神経に影響を与え、内臓の動きを鈍くさせたり、腹部の緊張を招いたりします。結果として、身体の前面(特にみぞおち〜下腹部)が硬くなり、腰に負担をかけるのです。
お腹をほぐすことで得られる3つの効果
「腹部をゆるめる」という一見シンプルなケアでも、実は以下のような効果が期待できます。
① 腰回りの筋肉の緊張が緩む
腹部と腰部は筋膜や深層筋でつながっているため、腹部をやさしくほぐすことで腰の筋肉も自然と緩むのです。
その結果、腰のだるさや重さが軽減されるケースが多くあります。
② 姿勢の改善
お腹が硬いと、前屈みの姿勢になりやすく、反り腰や猫背を引き起こしがちです。腹部をやわらかくすることで、骨盤や背骨の位置が整いやすくなり、自然と美しい姿勢へと導かれます。
姿勢が整うことで、腰への負担も軽減され、腰痛予防にもつながります。
③ 呼吸が深くなる
お腹周りが硬いと、横隔膜の動きが制限されて呼吸が浅くなりがちです。深い呼吸ができるようになると、副交感神経が優位になり、体全体がリラックスしやすくなります。
リラックス状態は、筋肉の緊張緩和にもつながり、結果として腰痛改善をサポートしてくれます。
今日からできる!お腹をほぐすセルフケア3選
実践編として、今日から自宅でできるお腹のほぐし方を3つ紹介します。
1. 腹部への「やさしいマッサージ」
仰向けに寝て、両手の指先でおへその周囲を「の」の字にマッサージしていきます。力加減は軽く、心地よいと感じる程度でOKです。1〜2分ほど続けるだけでも、腹部の血流が良くなり、緊張が和らぎます。
2. 腹式呼吸で内側からゆるめる
椅子に座るか仰向けでリラックスし、鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐き出す呼吸法を行いましょう。1回あたり10秒ほどかけて行うのが理想的。これを5分程度続けるだけで、腹部全体がじんわりとほぐれていきます。
3. テニスボールでピンポイントリリース
うつ伏せに寝て、お腹の下にテニスボールを1個置いて、体重をかけていきます。痛みの出ない程度に体重をかけて、みぞおち〜下腹部を数十秒ずつ刺激していきましょう。
ポイントは、決して無理をしないこと。痛気持ちいいくらいを目安に。
まとめ:腰痛改善には「お腹ケア」が鍵!
腰が痛いと「腰ばかりケアしよう」としがちですが、実はその腰痛、腹部の硬さが原因かもしれません。
お腹をほぐすことで、体幹のバランスが整い、呼吸も深くなり、筋肉の緊張も和らぎます。腰痛改善に取り組むなら、ぜひ「腹部ケア」を習慣にしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 腹筋を鍛えるのと、ほぐすのはどっちが大事?
A. 両方大事ですが、まずは「ほぐして柔らかくすること」が優先です。硬い筋肉では正しくトレーニングできないからです。
Q. お腹をほぐすと内臓に悪影響はありませんか?
A. 正しい方法で行えば、むしろ内臓機能の改善にもつながります。ただし持病のある方は医師に相談を。
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